報告『多言語 行政書士による勉強会&おしゃべり会』
全国の外国人ワンストップ相談センターの多言語相談員、コーディネーター、外国人支援者、エスニックコミュニティ関係者向けの勉強会を開催しました。
第1部では、第一線で活躍する4人の多言語行政書士たちが、相談現場で知りたい在留資格に関する知識と実務家の視点での対応事例をQ&A方式でたのしくゆっくりと日本語でお話をしました。
会の中では、行政書士から法務省の実際のページを画面共有で見ながら、どのページをみるとよいか、確認のポイントなどを解説してもらいました。また、具体的な「難民申請中の人の配偶者ビザへの変更」「外国人の離婚」「永住申請する際の留意点」など現場で知りたいことを各行政書士の視点で楽しく話してくださいました。
第2部は、5つの分科会を設けました。当初は、英語、韓国語/日本語、タガログ語で行政書士とゆるやかにおしゃべりをする会を想定していたのですが、集まった人の言語が多様であったこともあり、すべての分科会を日本語で実施しました。「在留資格の細かいこともっと知りたい!」「外国人技能実習生のこともっと詳しく」「マニアックな相談対応」「東京都外国人新型コロナ生活相談センター(TOCOS)の全体コーディネーターとコロナ関係の相談現場での対応」「外国人相談現場の相談員が通訳する際に備えておくべき語彙と通訳技術向上のための工夫など」についておしゃべりしました。
なお、この講座は亜細亜大学「多文化共生事業論」受講学生の実習でもありました。実施側に回りZOOMの操作など会の運営体験に加えて、外国人相談の現場関係者の勉強会に参加することでたくさんの学びがあったようです。
ご参加・ご協力くださいましたみなさま本当にありがとうございました。
日時 2020年12月12日(土)AM10:30-PM12:20
方法 ZOOMによるオンライン 参加費 無料
募集人数 33名 (参加者母語 日本語、韓国語、ポルトガル語、ミャンマー語、スペイン語、カンボジア語、ベトナム語、タガログ語ほか)

チラシはこちらからダウンロードいただけます。