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『国籍のゆらぎ、たしかなわたし──線をひくのはだれか?』

国籍のゆらぎ、たしかなわたし──線をひくのはだれか?

国籍やアイデンティティについて、多様な立場から語られた対話を収めた書籍のご紹介です。

編著:木下理仁
発行:太郎次郎社エディタス
発売日:2025年6月23日
判型・ページ数:四六判・256ページ
価格:2,000円(本体)+税
ISBN:9784811808680

「わたし」にとって「国籍」ってなんだろう?
「わたし」たちは「国籍」とどう向き合えばよいのだろう?

それを考えるためにはじまった手紙のやりとりは、硬直した線引きの制度としてだけではない、多様な視点を開放した。
在日コリアン、ハーフ、難民、無国籍⋯⋯。
異なるルーツや生まれ育ちをたずさえて「ともに生きる」ための土台を模索する。
「わたし」と「国籍」の関係を考え、探る6編のダイアローグ。

■目次
はじめに  木下理仁
◎制度と偏見
 × 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
◎見た目と思いこみ
 × サンドラ・ヘフェリン(エッセイスト)
◎カテゴリーと対話
 × サヘル・ローズ(俳優)
【鼎談】◎関係性の「砦」が制度の未来を変える
 加藤丈太郎×三木幸美×木下理仁
◎無国籍と証明
 × 長谷川留理華(無国籍ネットワーク運営委員)
◎痛みと出会い
 × 金 迅野(牧師)
おわりに  木下理仁