外国人対応者・
市民ボランティアのための
情報箱

『ニッポンの移民——増え続ける外国人とどう向き合うか』

ニッポンの移民——増え続ける外国人とどう向き合うか


「仕事が外国人に奪われる」
「マンションが買えないのは外国人のせい」
「外国人が日本の社会保障を受けられるなんてずるい」
「外国人が来ると治安が悪くなる」
誤解と不安を取り除く!

国境を越えた移民のメカニズムから、
いま吹き荒れる排外主義まで
「移民」にまつわる基礎知識を、第一人者が解説――

著者:是川夕
発行:筑摩書房
刊行日:2025年10月6日
判型・ページ数:256ページ
価格:1,012円(本体)+税
ISBN:978-4-480-07710-3

少子高齢化による労働力不足や、流動的な世界情勢を受け、 近年日本に多くの外国人がやってくるようになった。
2070年には、人口の約10%に達するとも言われる。それに対し、 治安や社会保障に関する不安の声は多く、 排外主義も台頭している。 移民は日本にとって救世主なのかリスクなのか? 日本は欧米のように分断されるのか? 移民なしではこの国はもたないのか? 第一人者が、エビデンスを基に、 移民政策の歴史と未来について考察。移民をめぐる議論に一石を投じる。