ベトナムフェスティバル2025@代々木公園 専門家相談会
開催経緯
6月1日(日)専門家相談のチームは東京 代々木公園で開催されるベトナムフェスティバルで専門家相談会を出店しました。はじまりは2022年、まだまだコロナの影響が少なくない中、喚起が良い屋外開催のイベントということで、アウトリーチ活動として出店しました。それから毎年の出店を経て、今年で4回目となりました。
2022年のレポート 2023年のレポート 2024年のレポート
相談形態
普段、専門家相談のチームは電話やオンラインで相談者に対応することがほとんどですが、このフェスティバルでは対面式で、予約不要、かつ無料で実施しました。
12:00~17:30の5時間半で弁護士と行政書士が通訳と共に飛び込みで在留資格や労働、法律の相談など計25件のご相談を受けました。
相談後のアンケートによると、ほとんどの相談者がベトナムフェスティバルに来てから相談会があるのを知った、と回答してくれました。

ブースの模様
ベトナムフェスティバルは屋外での開催のため、毎年、1週間前から天気予報のチェックが欠かせません。そう、梅雨に入る時期で、雨になる確率が高いのです。
今年は・・・6月1日(日)は晴れでした!夕方に少し雨に降られましたが、おおむね晴天。前日の土曜日が雨だったこともあり、その分、日曜日の来場者が増えようで多くの人出がありました。
今年の専門家と関係者はこちら!みなさん、暑いですが、よろしくお願いします!
前半と後半チームに分かれて、途切れなくご相談を受け付けます。





ブースが整ったところで、みんなで腹ごしらえです。屋外で食べるバインミーはとってもおいしい!



相談開始とともに来場者も増えてきました。人海戦術で日本での仕事や暮らしに関するアンケートも実施しました。









専門家、関係者をご紹介します。



青柳りつ子






相談状況
相談当事者の出身国籍はベトナムが一番多く、日本やその他の国籍の方もいらっしゃいました。
外国籍の方については、在留資格は下記の通り、「技術・人文知識・国際業務」が最も多く、次いで「技能実習」、身分系の「日本人の配偶者等」「定住者」、そして「留学」の方もいました。

技能実習生より特定技能を持っている方が多かったです。最近のベトナム出身の方は、在留資格のバリエーションがありますね。
相談内容
在留資格が様々なら、相談内容も多岐にわたりました。
就労資格から日本での将来を見据えて、永住申請のための要件を具体的に相談したり、ビジネスをするために経営・管理に変更したい、家族を呼び寄せたい、会社とのトラブルのケースのご相談もありました。
相談者の感想
相談者にアンケートを実施して感想をお聞きしました。
- 優しくて色々助かりました!
- 少し不安なくなりました。必要な手続きのアドバイスをもらったのでやりたいと思います。日本でこういう外国人のために相談できる組織があるのは有益と思います。
- 弁護士の方の意見を聞ける機会が無かったので、とても参考になりました。 頂いたアドバイスをもとに、特定技能外国人の支援を進めたいと思います。 本当にありがとうございました。
今年の代々木公園でのベトナムフェスティバルには2日間で14万人の来場者があったそうです。ベトナムの勢いを感じます。
また、来年も元気にみなさんと会えますように!!
報告 青柳りつ子